肺がん闘病記―転移と治療の始まり
   検診や治療、手術、転移などの肺がん闘病記
 

 目安となる生存率

ガン治療に最も効果的な食事法

肺がん生存率は、他の癌と比べても低い傾向があります。それだけ悪性度が高いということであり、患者さんとしては安心できるものではありません。特に小細胞癌の場合には進行や転移が早く、末期になるまでに時間がかからないうえ、初期症状のうちに発見することが難しいことが特徴となっています。

手術を行った場合の肺がんの5年生存率の目安としては、ⅠA期が85%、ⅠB期が65%、ⅡA期が60%、ⅡB期が45%、ⅢA期が35%、ⅢB期が30%、Ⅳ期が20%となっています。ただし、これらは手術を行えた事例についての統計ですが、末期に近づくほど手術を適用できない事例が増えていきますので、患者さん全体としては、より生存率が下がる傾向にあります。

治療の方法としては、手術のほかにレーザー治療や抗がん剤、放射線療法があります。抗がん剤や放射線療法は小細胞がんの場合には効果が高く、発見時に手術ができない場合であってもある程度の効果を期待できます。ただし、組織型に関わらず、治癒を目指すためには病巣の切除がもっとも基本的な選択肢となります。また、レーザー治療は原則として初期の小さな癌が対象となるため、症状が進行してしまうと使うことができません。

生存率を高めるためには、初期症状のうちに発見しておくことが大切です。末期になるほど回復は難しくなるので、定期検診を受けることでリスクを小さくしておきましょう。また、予防のために喫煙を止めることも重要です。タバコは大きな原因となっていますので、禁煙は大きな予防効果をもたらすことになります。喫煙が習慣になってしまうと、改めて見直す機会もなく、惰性で吸いつづけてしまいがちですが、実際に死に至るケースは多く存在し、毎年多くの方が犠牲になっている事実を見つめてください。

copyright © 2005 肺がん闘病記―転移と治療の始まり all rights reserved.